外壁吹付け工事

2007年2月4日

塗装工事には一般に刷毛塗り・ローラー塗り・土壁などのコテ塗り
そしてガン吹き等による吹付け工事に分かれます。

今回は吹付け工事について分かりやすく説明させていただきます。

コンプレッサーという機械を使用し圧をかけて壁面に付着させていきます。

圧の調整により模様や凹凸の強弱をつけていきます。

下の写真は既存リシン壁に石目調のストーン材を使用しました。

工程としましては

  1. 下地処理・下塗シーラー
  2. サフェーサーという仕上げ色に近い塗料を吹き付けます
  3. 中塗り・上塗りを吹き付けます
  4. 保護材として最後にクリアー( 透明の塗料 ) を吹き付けて仕上げです

ストーン材の特徴としましては、仕上がりの質感がとてもシックで
高級感と重量感があります。

今回の現場は、キッチンの室内改装工事を賜り、窓を出窓に
するなどして新しくモルタル工事をしたので、目立たなくするのにも
吹きつけ工事は最適です。

 

 

吹きつけ工事で一番大切なのは、養生( 塗装がついてはいけない箇所を
ビニール等で塞ぐ ) です。

特に今日のように風が強風な時は中止するか完全養生が必要です。
近隣の方にも迷惑にならないよう最新の注意を払って工事に取り組んで
います。

吹きつけ用の養生は窓など完全密封になるので夏場はお客様には
大変つらくご迷惑をおかけしますが、養生が完了すれば終わったも
同然。吹付け工事は速やかに進行していきます。

お客様に我慢していただいた分、納得いただける吹付けでしか
味わえない仕上がりになり、大変満足していただきました。

※使用材料 : 山本窯業化工(株) セラキャストEX-708-A

  • B!

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