大工工事

軒天が泣いている

2007年5月26日

五月雨(さみだれ)から五月晴れとなった今日
仕事日和の良い一日でございました。

さみだれ・・・・良い響きですよね。
どうして5月の雨と書いて さみだれ というのか・・・

どうして5月と書いて さつき と呼ぶのか・・・

意味は、どうでもよくて、この言葉の響きがなんともいえません。

さて今日は、軒天が泣いている と題しまして
軒のベニヤ交換工事での出来事を紹介いたします。

軒天施工風景1

軒天施工風景2

全面的に腐っていまして、全面交換となりました。

軒天施工風景3

腐るということは、生きているのでございます。
木も生きているのでございます。

軒天施工風景4

生物だけが生きているのではなく、鉄も、風も、絵画も、
海も、音楽も、鏡も、お金も、写真も、色も、石も、地球も
この世にあるそして、目に見えないものさえも厳密に言うと
生きているのでございます。

軒天施工風景5

そして人間だけが、意識というものを与えられ、生かすも殺すも

その人間の意識によってどうにでも変化できるということなのです。

軒天施工風景6

家も生きている・・・・

家が痛んでますよ きれいになりますよ リホームしましょう。

分かっているのです。分かっているけど簡単にできない
お宅もあるのでございます。

そして、やっと現実に工事ができるお客様と接するとき
家に愛情があるからこそ、遅かれ早かれ工事をしたのです。

手遅れになる前に早めの対処・・・・・

それも分かっているのです。でもできない事情もあるのです。

寡黙なご主人とお会いして、弊社を選んでくれたとき
寡黙であればあるほど心が動かされるのでございます。

お客様もどこの業者に頼むか選択するように
業者も同じ人間なのでございます。

心動かされるお客様もいるのでございます。

仕事をさせていただく前に 生きているのです。

生きているということは感情があるということなのです。

軒天施工風景7

仕事と私情を挟んではいけない・・・・・

いわゆる命にかかわる仕事、失敗の許されない生産業の仕事、
勝負の世界に携わる仕事となれば、そんな生易しいものでは
ありません。

しかし弊社の仕事は、失敗はあってはいけませんが、失敗の
許される、むしろクレームだらけの業種かもしれません。

それを さも 完璧にできる虚勢でウソの 優良会社に演出したいとは、
思っていないのでございます。

 

完璧な仕事をした・・・でもお客様は満足していない・・・・・
満足してもらうまでやり直しができる仕事なのです。

甘えではありません。
失敗は絶対許されない 結果だけがお客様の評価の仕事と
失敗は許される お客様が納得していただく確実な仕事の
違いと思っています。

軒天施工風景8

このブログもただの工事日誌で終わらせたくはございません。

それでは面白くないし、生きていないから飽きられてしまう・・・・

 

生きた文章で生きたブログを表現できれば、きっと共感していただく
方たちに伝わると信じているのです。

生きた文章表現は個性という感性なので 猿真似というパクリはできても
相手に伝える思いは真似できないのでございます。

軒天施工風景9

「軒天が泣いている」 それに愛情を注いだのは
愛家職人会社のナイガイセルフを選んでくれた
施主のお客様なのでございます。

軒天施工風景10

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