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№297 インドの門出~最終章~

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今月はインド特集であり、最後のエントリーと相成りました。
まだインドの旅については面白いエピソードがたくさんあります。
しかしそれを書くと後1ヶ月はかかると思います。
きりがありません。インドの門出と題しましてこの辺で幕を
閉じたいと思います。

インドは憧れの国でございました。そして憧れで終わらせる
ことなく現実に足を踏み入れたのです。憧れは無残に崩れ
落ち、真実のインドを知ることが出来たのです。

良いも悪いも自分の目で確かめることが出来ました。そして
改めて日本の国がどれほど素晴らしいかも気づかせてくれた
のです。


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    【デリーのインド正門】


偉大なるインドの父ガンジーは、インドを独立国にさせました。
インドは個の人間の集まりであり、平和主義の民族でございます。
いつの世も正直者は馬鹿にされ、舐めた仕打ちをことごとくされてきました。

イギリス領土だったインドは戦争に参加したら独立させてやるという
イギリスの言葉を信じ、無残にも裏切られてしまいます。

いじめと優しい正直者が日の目を見ないのはこの先も変わらないと
思います。

ゼロを発明したインド教育は現代目覚しく発展していますが、それは
位の高いいわゆる上流階級の子供たちだけなのです。

ガンジーは偉大でございます。しかしそのガンジーでさえ、祖国の
カースト制度という身分の差別だけはなくすことが出来なかったのです。

インド人はその身分を受け止めています。分を知っているのです。
貧富の差はピンからきりでありまして、金持ちはとてつもなく金持ちであり
乞食は果てしなく乞食なのです。

日本もすでになりつつありますがジリジリト貧富の差がインド並みに
なると私は思います。

そして弱いものいじめという時代から弱いものがまともな人間を
いじめにかかる時代がすぐ目の前に訪れると思います。

話すと長くなりますのでこの辺にしておきます。

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   【 ガンジー記念公園にて 】


そのような時代が来ようが、私は少しずつ平和を望む共感する
人間と出会っています。

今回異国の国でどこでどう変化していくかわからない頼もしい
仲間と出会えたことは、この旅の大きな収穫でございました。

弁護士を志しているインドの友ニラジも将来どうなるか分かりません。
もしかしたら偉大な政治家になっているかも知れません。

そんなニラジが私に良いことを語ってくれました。

「 ボス ホントウニコマッタトキ ダレニ ソウダンシマスカ?
  コレデス カガミデス カガミニウツッタ ジブンニ ハナシカケルノデス
 ケッキョク タスケテクレルノハ ジブンダケデスヨ 」

このとき飲んだビールの味はこれからも忘れないと思います。

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   【 インドの友 ニラジ 】


明日は月末です。インド番外編として私の写真を入れた、素敵な曲の
歌詞にあわせた作品を紹介させていただます。

「原点に帰る」を今年のテーマに1月はインドの門出から
「日本に帰る」をテーマにして閉めさせていただきました。

ご拝読誠にありがとうございました。

No.296 インドの名はガンガー

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今月はインド特集です。そろそろ終盤に押し詰まってきました。

ガンジス・・・いい名前です。インドの父ガンジーの名もここから
きているのでしょうか?

しかしインドではガンジスと言いません。

「ガンガー」と呼んでいるのです。

シバ神がベナレスに住まわれ、ガンジス河を創りたもうたので
ございます。

インドはバランマ・ビスヌー・シバーの3大神を崇拝し
聖なる河ガンガーにて罪を洗い流す風習が遠い遠い遥か
昔から受け継がれているのでございます。

小舟に乗り、ガンガーに入ることを試みることは計画していました。

しかし、朝のガンガーは、日本の気温と対して変わらず、
12月末の寒さは身にしみていました。

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いざ、そのときがくると躊躇している臆病な私がいたのでございます。

「やっぱ、よそう。今日は寒いし、風邪引いちゃうよ」とひ弱な私に

「ナニヲイッテイルノヨ ボス ハイルトキメタデショ ハイルマデ
 カエサナイヨ」と激を飛ばす旅の相方ニラジ。

インドの友ニラジは、最初 「アナタ」と私に言い、次に「ウスイサン」
そして最後は「ボス」と言う仲になっていました。

「だけどニラジ見てよ、あすこに、もろインドかぶれの日本人が唇震わせて
 入ってるじゃない。俺やっぱやだよーーー」と、だだをこねる私。

「ノー」と冷たいニラジの言葉と冷たいガンジスの河。


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しばらく考えているふがいない顔してるのが上の写真です。

着替えは持ってきた。パンツも気合いを入れて真っ赤なパンツを
準備してきた。

でもでもでも・・・・・帰り寒いだろうな・・・・・ともう優柔不断な私。

その時真正面に真っ赤に私を見下ろす大きな朝日の美しさが
どてっぱらに突き刺さったのでございます。

凍えるような寒さと、いてつく水の冷たさは来年も否応なしに
経験できますが、こうしてガンガーに来ることは二度とないかも
知れないのです。

「ニラジ。 入るぞ」と腹を決めた私。

「OKーーーー。 ボス」と低いトーンで言葉を返したインドの友ニラジ。

ゆっくり足元を確かめるように河に入っていきました。

これまじめな話。入ってみるとそれほど冷たくなかったのです。

「ボス ダメダメ アタマ ゼンブモグラナイト ツミハナクナラナイヨ」
と、茶化すガンジスを知り尽くすニラジ。

潜ったーーーーー。

不思議だねーーー。今度は外に出たくなくなってくる。

ガンジスと一体になった私は自然に手を合わせていたのでございます。

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裸体の私の写真は出来れば載せたくありませんでしたが、
いたし方ありません。証拠写真でございます。

花束の上にロウソクの火を灯し河に流せば願いが叶うと言う
言い伝えがあり、ニラジが渡してくれました。

私は先ず娘の幸せを願いました。そして次に弊社の企業理念で
あります。お客様に必要とされる会社を目指し社員とともに物心
両面の幸せを願いました。そして次に私の健康を願ったのでございます。


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河から出た後は、逆に体がポカポカしてきて、気持ちよかったのです。

不安という心配事とは骨折り損のくたびれもうけなのかもしれません。

「ボス ハダツヤヨクナッタヨ イイカオシテルヨ」とお世辞がうまくなった
ニラジと固い握手を交わしたのでした。

〜お し ま い〜


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No.295 インドの真実 (聖なる河ガンジス)

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今月はインド特集でございます。

私は見聞を広めるため正月休みをインドで過ごしました。

生きている間にどうしてもこのインドの地を踏みしめたい
と思っていました。

遥か遠い昔、大和大国日本は中国から文化を継承し、その
中国はこのインドから文化を継承したのでございます。

東洋から文化を継承した日本は西洋の国アメリカから経済大国の
ノウハウを伝授したのです。

時代は西洋から東洋へ恩恵を受け継ぐ時代に来ているのかも
知れません。

中国の脅威的経済発展。そして今まさにインドがその犠牲?に
なろうとしています。

聖なる河ガンジスは遥か遠い過去から今という現在を見守りながら
まだ来ない明日という未来も変わることなく見守り続けることでしょう。

歴史あるこの聖なる河を小舟で渡れたことはこれからの私の
大きな財産となったのです。

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隅田川にそんな思いは生まれません。神田川の水に触れたいとも
思いません。弊社の近くにある新河岸川にもまったく興味がありません。

どこが私にとって違うのか、歴史なのでございます。何千年も前から
人々に聖なる河と言われ続けてきたその証なのです。

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インド人は誰もがこのガンジスの聖なる河に死んだ自分の灰を流したいと
思っています。
しかし、11億という巨大な数のインド人でさえ、その願いが叶えぬまま
この聖なる河に来れない人が無数にいるのです。

それを異国の私が何のためらいもなく来れたのです。自慢ではありません。
このブログを読んでくださる方たちは自慢してるとは思ってくれないと
思いますが、自慢以上のことを訴えたいと思っています。

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それは何か? つまり価値観なのです。意識をどこに向けていくか
意識が向かないところに価値観さえ生まれないのです。

意識のない人にどんなにこれは素晴らしいと話したところで
ちんぷんかんぷんで終わってしまう。

遥か遠い昔の人は同じ価値観の人たちがたくさんいたので
素直に受け入れられた。しかし現代は価値観はひとそれぞれ
良いも悪いも関係ない。善悪を語ったところで何も始らないのです。

それを無理に分からせようとするところにお互いの歪が生まれると
私は思います。

また言いたいことを言ったら、こんなこと言った。こんなことされたと
もうそこでその相手をシャットダウンする人もいます。


これがエキサイトすると「いじめ」につながるのではないでしょうか?

いじめを苦に自殺した児童は、不運にも共感できる人間がいなかった
だけなのです。弱い人間だからいじめられる方も悪いなどと、私なら
言わせない。
大人は別として、子供は弱いのです。腐ったみかんがいじめられる
人間などと終わらせたくない。腐っているのはいじめる人間なのです。

腐った食べ物は蘇生はしません。そこにくっついてる食べ物こそが自然の
摂理で腐っていきます。だから飛び出せばいいのです。栄養のある
場所に行けば食物はおいしい味を出すと思います。

なのに日本教育は和を重んじるがあまり、無理に押し込め我慢させようと
します。
人間だけは食物と違うなどとのんきなことを私は思っていません。

今年から相次ぐ異常な事件がその証でございます。

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人は一人では生きていけません。しかし心を開けない人間同士が
無理して付き合えばこれも生きていけないと私は思います。

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ガンジスに身をゆだねる人たちは、自分を知り、自分を知ろうと
この河に祈りを捧げるのです。

※私の母親からFaxが届き、午後21時からNHKでインド人の教育特集
 番組があると教えてくれました。私も見たいと思います。
 皆様も今宵いかがでしょうか?

前略おふくろ様 教えていただき かたじけない。


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No.294 インドのご来光 (東から西へ)

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今月はインド特集です。

私がインドに来た目的は、

�@釈尊が悟りを開いたサルナートを訪れる

�A聖なる河 ガンジスを小舟でわたる

�Bインドの人たちの文化に触れる    

その中のひとつベナレスにありますガンジスに訪れた。

インドのご来光を観るために朝6時過ぎ、まだ薄暗い中、
到着しました。
朝早くから人、人、人で賑わうベナレスの町並み。
道中、ニラジ(旅の相方インド人)の知り合いの売店でジャイ茶を
もらい体を温めました。

そして、ここガンジスに来たのでございます。感動でした。
少し肌寒い空気が和をかけて身を引き締める。


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広い階段式の坂を下り河のほとりに向かうと、列をなして
老若男女のインド人が小銭を求めてうつろな瞳で私に物乞いの
合図を送る。私は思わず目をそらした。

後ろから土産売りの兄ちゃんが価値のない物をディスカウント
してでも、しつこく売りたがる。あまりのしつこさに私は手で
いらないとジェスチャーを送りつけた。

それでもしつこく纏わりついてくるので、大きな声で

「 ノー 」と叫んだ。その瞬間足元で

グチュ。 ナンだ?・・・・・・・

牛の ウ ン コ だーーーーーーー。やってしまった。

しつこい兄ちゃんに気を取られて、足元に意識が回らなかった。

くーーーーー不覚。しかしものは考えよう

運がついたと思って気を取り直したら、しつこい兄ちゃんも
去っていった。

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小舟に乗るガートにたどり着いた。小舟をこぐ彼と地元のガイドと
ニラジ、そして私の4人で河を下ったのでございます。

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そして、新しい朝のご来光です。写真ではこんなに小さいのかと
びっくりするくらい、でかい太陽が東のかなたから頭をのぞかせたのです。

異国の朝日。それも念願だったガンジスの聖なる河から
ご来光が観れたなんて、本当に感謝でございます。

私はまじめな話、この先病気で死の宣告をされたとして、また、
崖っぷちからピストルで撃たれようとしても、

死んでも後悔はしないと思います。嘘ではありません。

40まで生きられた。
うまいものもそれなりに食べた。
苦しいつらい思いもせずにここまでこれた。
この世に娘というかけがえのない命を後世に残せた。
この世に生んでくれた私の父母を愛おしいと感じる
ことが出来た。
社員も私がいなくなってもやっていける技術と知恵を
社員が自らの手で作れるようになった。

そのほかに思い残すことはありません。格好つけてもいません。

そこまで言い切れるくらい、私にとってこのガンジスは
大きな存在だったのです。

しかし実際、そうなったらもっと生きたいと泣き伏せるでしょう。
その泣き伏せている私の心の中は今言ったことに嘘はないのです。


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だから、運よく来年も10年後も生きられたら、こうして
異国の地でご来光ができ、また同じことを考えて、能書きたらたらと
死ぬまで生きてやるとこの朝日に誓ったのでございます。

そして、来年のご来光するお国も心に決めたのでございました。

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No.293 インドの愛の表現 (タージ・マハル)

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今月はインド特集です。

去年の12/31日アグラに到着した私はインドの愛の象徴
そして1983年に文化遺産に登録されたタージ・マハルに来ました。

晴天に恵まれ、大理石の白が私の瞳を釘付けにさせました。

インドを代表する建造物でございます。


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インドを代表するイスラム建築タージ・マハルはその美しさゆえ、人々を魅了して止まない。白大理石の巨大な建造物は壁面のアラベスク模様、華麗な浮き彫りや透かし彫りなど、細部まで完璧な芸術作品となっている。
  タージ・マハルはアグラ市のヤムナ川岸に建てられている。ムガル皇帝シャー・ジャハン(1592〜1666年)が妻ムムターズ・マハル(1595〜1631年)の死を悼んで22年の歳月をかけて作らせた墓である。「タージ」は妻の名「ムムターズ」が変化した名である。
1632年に着工し、1653年に完成した。毎日2万人が建設作業に参加した。ペルシャやアラブから選りすぐりの建築家や職人が集められ、破格の給与が支払われたという。

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1980年代前半から、タージ・マハルの命であるともいえる白大理石の劣化が目立つようになった。この遺跡を管理するインド考古調査局(ASI)によると、これは自然現象と人為的な環境変化による原因が考えられるという。
  この地方は一日の気温差が激しい。温度変化により、大理石は収縮・膨張を繰り返し、長年のうちに亀裂、剥落、ひび割れが発生する。また、雨による湿気がコケを付着させたり、石の隙間に付着した種子の発芽を促し、石を劣化させ、割ってしまう危険性がある。周辺の森林減少が気温差の拡大に拍車をかけているとも指摘されている。
  工業地帯からの大気汚染も石の劣化につながる。アグラの隣町マトゥラーの工業地帯から排出される窒素酸化物など有害物質が白大理石の劣化を進めていると指摘されている。インド政府は1995年に、これらの工場の一時閉鎖命令を出した。生活の糧を失いかねないという危機に立たされた工場労働者たちは激しく反発したが、いまだに操業が再開されていない工場もある。
  タージ・マハルを守るための効果的対策は考え出されていない。政府は文化遺産保護と経済発展・雇用促進の板挟みになっている。大気汚染は工場だけが引き起こしているのではなく、増え続ける自動車の排気ガスも問題であると指摘する専門家もいる。


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皇帝シャー・ジャハン(1592〜1666年)が妻ムムターズ・マハル
(1595〜1631年)の死を悼んで22年の歳月をかけて作らせた墓であるこの
場所もすごい観光の人々で賑わっていましたので、妻のマハルも
永遠の眠りにはつけないのではないだろうか?と、勝手に心配している
私がそこにいました。

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インドは離婚率は低くい国ですが、経済が豊かになるにつれ
大都会では離婚も増えているとのことです。

インドは宗教柄むやみやたらと女性に声をかけることも出来ません。

愛を告げる意思表示は、言葉ではなく目で語ると
旅の相方ニラジが自慢げに語ってくれました。

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私が目で語ろうとするとどうしても、い・や・ら・し・いーーー目つきに
なってしまうので、先輩の杉良太郎様の流し目をマスターしたいと
思うのでございます。


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No.292 インドの旅の立役者〜その2〜

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今月はインド特集でございます。

前回の続き、旅の立役者である運転手の
インド人を紹介します。名前はキーソーシング。26歳。

今回のインドの旅は、半分が移動の時間でございました。

下の写真の白色インド車が彼の愛車でございます。

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今の若い世代は分からないと思いますが、昔テレビで
コント55号というコメディー番組で欽ちゃんこと萩本欽一様と
コンビを組んでいた坂本二郎様がいました。

その「 とびます とびます 」の二郎ちゃんに似ているのです。

人懐こい笑顔で決してでしゃばってきません。

ニラジ (旅の相方インド人)と3人で、後部座席にいる私は
景色を眺めることと寝ることしかする術はございませんでした。

そんな時旅の道中、事故もなく。安全運転 ???????で、
目的地まで運んでくれたのでございます。

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まーーとにかくインドの運転は荒い粗い。日本人はたぶん
運転できないと思います。

高速ハイウェイを飛ばしていたら、いきなり対向車線を逆走です。

おいおいどうしたーーーと思ったら対向車側にある食事するための
レストランに行くためだったのです。

日本じゃ考えられません。

食事をしている時、彼は外で待っています。食事を終えた
私たちが車に向かうと彼の姿がありません。

ニラジがしびれを切らして彼の名をでかい声で呼び始めたら
どことともなく、小走りに走ってきて何気ない顔で
ニラジのそばに擦り寄った姿がなんともいじらしく可愛いので
ございます。

思わず笑ってしまい、彼と目があったら彼も舌をだして
笑っていました。

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インドの旅がひとつのドラマなら、それを演じてくれた脇役が
なんともいえない色で私のドラマ脚本に素晴らしい
色で染め上げてくれたのです。

最高のインドの仲間と車の中でウイスキーコークを飲みながら
月夜の光の下で語り合ったことは私の最高の思い出になりました。

そんな彼に

「インドに生まれて良かったかい?」と尋ねたら

「オフコース (もちろん)」と笑顔で言ったのでございました。


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No.291 インドの旅の立役者

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今月はインド特集でございます。

今日はインドの旅で私の足として働いてくれた
旅の立役者を紹介させていただきます。

今回のインドの旅で気づかせていただいたことは

平等と差別という比較。日本とインドの比較。

そしてイッツ・マネーを身にしみて考えさせられました。

全てお金ではない。そのとおりでございます。

しかし現実問題はお金が全てということも事実なのでございます。


昔から年よりを大切にすることを道徳の授業で習いました。

この下の写真をご覧下さい。まったく逆でございます。
小柄の老人が2倍以上も顔のでかい私を人力車で運んで
くれているのです。代わってあげるのが道徳心でしょうか?

違いますよね。老人は生きる糧としてこの仕事をしているのです。

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いくつと尋ねたら、63歳と言っていました。

イッツ・マネー。そのために息子くらいの若造を乗せて、ただ
地面の一点を見つめてペダルを回し続けるのでございます。

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金が全てではないそのお金を稼ぐために必死になって生きている
のが貧しいインドの人たちなのでございます。

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お金で幸せは買えない。その言葉を語れるのはやはりお金を持っている
人が口にすることに重みがあると思うのです。

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次の写真の少年も人力車でベナレスの夜の町を走って
もらいました。

愛嬌の良い。きれいな瞳の少年でした。まだ遊びたい年頃
だと思います。

何のために働いているのか私には分かりませんが
遊びのお金を稼ぐために働いてないことだけは、少年の
後姿を見て確かだと思います。

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そんな後姿の少年と吹き溜まりの人間を掻き分けるように
流れる景色を眺めながら、改めて自分の置かれている環境の
すばらしさを感じさせていただきました。

人力車を殿様のように乗っている私が主人公のように見えますが
この国では、立役者で生きているこの国のインドの人たちが
主人公なのでございます。

No.289 インドの土壁工事

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ジャイプール郊外にありますアンベール城を
像の背中に乗って登っていきました。


アンベール城(Amber Fort)は、インド・ジャイプル郊外、北東11kmにある城塞。元々あった砦を1592年、ムガール帝国アクバル軍の司令官であった、ラージプート族のRaja Man Singhによって大規模な築城が始めらた。現在、観光客は、象に乗って城のある丘に登ることができる。

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城の正門にさしかかったところで大規模な修復改修工事が
行われていました。
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ご覧ください、足場が竹の足場でございます。

中国もきっとインドから竹の足場が伝わってきたのでしょう。

私など怖くてこれで作業など出来ません。

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【 06/5/10日 エントリー 外壁工事in New York 参照 】
でニューヨークの足場工事の様子を紹介しましたが、
安全面でそれ以上にレペルが低い作業性でございます。

日本のレベルは素晴らしいものがあります。

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建築に携わる私にとって興味をひくところでしたので
ずかずかと現場の中に入って行き、今後の参考にと
現場見学をさせていただきました。

作業をしている職人さんたちも快く受け入れてくれまして
笑顔で撮影に協力していただきました。

しかし、ここで働く職人さんたちの職業的地位の低さは
かなり低いもので、日本の建築職人とは賃金から待遇
までかなりの落差がございます。

肉体労働者の地位の向上に何らかの形で私もお役に立てる
立場になりたいと切に思うしだいでございます。

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この場面は私にとって貴重な写真です。昔からの技法で
土壁塗りの施工の様子でございます。

働いている職人さんもいろいろ説明してくれました。

異国の現場で握手を交わし、世界平和でございます。

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No.288 インド人

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今月はインド特集でございます。

今日はインドの人たちについて私なりの思いを紹介
いたします。

国土面積は日本の10倍、人口も約10倍の11億人。

今回私が訪れた場所は首都デリーからベナレス〜アグラ
〜ジャイプールという田舎町を行きました。

今インドはIT産業による巨大マーケティングの礎になろうと
しています。

ボンベイ・カルカッタの大都市に行けばかなりの発展した
インドを見ることができたと思います。

しかし今回は田舎の人たちの生活を目のあたりにして、
貧しい人たちの姿をまざまざと見せ付けられました。

とにかく人の多さにはたまげました。うじょうじょという表現が
適している人の流れは小川のせせらぎなどという品はなく
そこに豪雨が降り続いた激しいよどんだ勢いのある小川の
姿があるのでございます。

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その流れの中に馬はいる牛はいる犬はいるサルはいるヤギはいる
豚はいる猪はいるらくだはいる像はいるなにはいると、人間様の道路に
一緒になって流れているのです。

それに輪をかけて自転車・自動車・トラックのとてつもない荒い運転と
クラクション。おったまげでございます。

夜は女性の姿はありません。男の吹き溜まりが夜の月明かりと
裸電球が融合して、なんともいえない不意息に圧倒されます。


とにかく男社会なのでございます。男が余っているといえば
納得できるぐらい男ばーーっかでございます。

女性はお国柄、勝手に声もかけられません。
なんぱなどもってのほか。

表現が少し汚いかも知れませんが、地下の水道管からゴキブリの
大群が飛び出している様子に似ているのでございます。

無愛想にしている顔が多いのですが、ナマステイと声をかけると
笑顔でナマステイと声をかけてくれます。

日本は知っている相手に対しては愛想笑いをして挨拶をしますが
知らない他人から挨拶されても無視する人が多いのはなんなのでしょうか

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インド人は個の集まり、平和主義の民衆でございます。
人に文句言われても車がぶつかっても怒りだし仕返しなどはしません。

変な人間はどこの国にもいますが、優しい人間はもしかしたら
日本の比ではないくらいたくさんいると思います。


インドは「0」を発明しました。数字に対しては素晴らしい頭脳の
民衆なのでございます。

ただカースト制度というしがらみの中で、貧しい環境で育った
子供はまともな教育を受けることが出来ません。

貧しさと教育のなさだけで、素晴らしい可能性の芽は国の
制度によって根こそぎひっこ抜かれているのでございます。

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いずれ時間の許す限り、いじめについて書きたいと思いますが

今日も話が長くなってしまったので、この辺で終わります。

ご拝読誠にありがとうございました。

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 ナマステイ。

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No.287 インドからの初説法(サルナート)

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今月はインド特集でございます。

私は正月見聞を広めるため、これから発展していくであろう
インドに行ってまいりました。

そして私の小さな夢がまたひとつ叶うことが出来ました。

私は生きている間にどうしてもお釈迦様が悟りを開いた
菩提樹とガンジスをこの目で確かめたいと思っていました。
それが現実となったのでございます。


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はるか遠い昔、お釈迦様はこのインドの地で王子として誕生しました。

そしてご存知のとおり仏教という教えを広めたのでございます。

昔西遊記というテレビ番組がありました。ゴダイゴのガンダーラは
今聞いてもいい曲です。

そこに行けばどんな夢も叶うというよ

誰も皆行きたがるが遥かな世界 そのお国の名はガンダーラ

愛の国ガンダーラ

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何不自由なく育った王子釈迦は、少年期を過ぎ、言い知れぬ
思いに駆られていきます。

人はなぜ生まれ、死んでいくのか。そして老いて苦しみ
病の淵に落ちていく人間がいるのかを真剣に考えていきます。

お釈迦様のすごいところは、生まれながらに何不自由ない
暮らしをしているのに不自由に生きる人間の立場で物事を
みてきたところにあると思います。

私が金持ちで裸の王様でいたのなら、そんなことは微塵も
思わずに快楽に落ちるとこまで落ちていくでしょう。

だから私は金持ちの星の下に生まれなかったのです。
私の両親の環境で生まれたからこそ、このインドの地に
言い知れぬ思いが芽生えたのです。

上の写真は日本政府が建立した寺院の中にある壁画として
お釈迦様の生涯を描いてあります。

日本の画家が残したもので、戦前の作品ですが、傷みも少なく
奇麗に保存されていました。

その中の一場面。苦行に耐え、身も心も弱り果てたお釈迦様は
美しい乙女スジャータからミルクをもらい、甘くて暖かいおいしい
ミルクを飲み干した後、この菩提樹の下で悟りを開いたのでございます。

そして今。私はその同じ空間に来ることが出来たので
ございます。感動ものです。

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ところがインドには、その思いはありません。仏教の国ではないのです。

神の国バラモン・ヒンズー・シバの3大神の国なのでございます。
ですから、この寺は、異国チベットの僧侶がお守りしているのです。

偉大な人とは死んだ後にでも心に残るものだと思います。
生きている間に賞賛を浴びても死ぬときは一人で死んでいくのです。

善い人は徒党を組まないのでございます。だから善人なのです。
善党とは言いません。

徒党を組んで一人で何も出来ないのが悪人なのでございます。
だから悪党といわれるのです。

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上の写真が菩提樹の下で5人の弟子たちの前で始めて説法を
語り座した跡でございます。

思わず手を合わせた私がそこにいました。

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こうしてブログをかりて宗教の話をすると、初めて観てくれた方に

お前はどこかの宗教の回し者かと思われるのも私の本意では
ありませんので、そういう観点から見て欲しくはありません。

そうではなく、生きている間に会いたい人、行きたい場所に行って
自己実現できること、そしてそれは思えば叶うことを共感して
いただきたい気持ちで書かせていただきました。

今日も長くなってしまいましたが、ご拝読誠にありがとうございました。

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お釈迦様が悟りを開き説法を説いた菩提樹の下。


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5〜6世紀につくられ、後に改修され今のような
巨大なものになったダメーク・ストゥーパ (仏塔)

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ナイガイセルフ社長


ナイガイセルフ
代表取締役 薄井宣正
住宅リフォームや内外壁塗装など、自然塗料の施工リフォームを提供している会社社長
by Nobumasa-Usui


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