降りしきる雨の中 いかがお過ごしでしょうか?
今晩は薄井宣正です。
今日は昨日のブログの続き、題しまして「一線」
として繰り広げていきたいと思います。
昨日は「抵抗」と題しまして、防犯と詐欺について
お話させていただきましが、その中で
人は一度嫌なこと、つまり犯罪に巻き込まれたり
人に騙されたりすることを経験しますと警戒心
を持ちます。それも過度な警戒心を・・・・・・・
人に騙された・・・・となると、この世の全ての人間を
信じなくなったり虚勢を張り相手を一切近づけさせようと
しません。
私も飛び込み営業をして、自宅訪問をさせていただくと
如実にそれを感じるのである。
説明を聞かぬままドアを閉められたり
悪人が来たかのようにすごい形相で追い払われたり
そりゃーまー色々な方達がいる。
私も同じ立場なら、同じ行動をすると思う。
臭い人間を嗅ぎ分けられると、すぐに横柄な態度になってしまう。
だけと私は違うぞと叫びたい気持ちである。
私は地元で地域密着で商売をしているのである。悪いことなど
できないと訴えたところで、それは相手に届かない。
信頼されるには長い年月の積み重ねが必要になってくる。
デモね、心の豊かな人ってそうじゃないのだ。
誰に対しても笑顔で穏やかに接している。
とある社長婦人や素敵な家のご主人様などは、インター越しではなく
ちゃんとドアを開け対応をしてくださる。まさにオープンな方達である。
先日飛び込み営業をさせていただいた、とある閑静な住宅街の
50代過ぎの素敵なご婦人との出来事で気づかせていただいた
事を紹介いたします。
玄関チャイムを鳴らすと、玄関ドアからではなく隣の部屋の窓越し
から声が響いた。
「どちら様ですか?」
「はい 地域密着で塗装をしていますナイガイセルフと申します
弊社のご案内のチラシをお渡ししたいのですが よろしいでしょうか」
「解りました ポストに入れといてください」
直に手渡しをしたかった私は
「受け取っていただきますか?」と尋ねてみた。
「いいえ ポストに入れといてください」と同じ言葉が返ってきた。
そこには何の違和感も嫌悪感も感じられなかった。
そのまま素直にポストに入れさせていただいた。
今思うと、網戸を開かなかった素敵なマダムは、防衛の一線を
そこにひいたのだと改めて感じている。
そう そうなんだよなーーーー。
心にゆとりがある人ってある距離に近づいてきたら確固とした
バリアをひくんだよね。それも穏やかな笑顔でだ。
あなたの意見を受け入れましょう。だけどここから先はあなたの
入るとこではありませんという一線が網戸を開けず弊社のチラシを
受け取らない防衛策だったのだろう。
かーーーーー大人だなーーーーー。
私も豊かな心の大人になるため努力していきたい。
「人の振りみてわが身を正せ」と言うことだ。
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