今回はオーストラリア特集を繰り広げています。
先月私は、アステックペイント塗料の本場現地視察に
真夏のオーストラリアに行ってまいりました。
その中で今日は国際的職人の格差と題しまして
私なりの考えを述べさせていただきます。
オーストラリアは経済が好景気であり、土地バブル、物価上昇、人手不足
ときて、そのうえ最近政党が労働党に変わり、経営者にとって
やりにくい現状です。
時間厳守というか、残業などしたら多額な残業代を支払わなければ
なりません。
オーストラリアの塗装職人の賃金はちなみに、日当3万円は普通で
良い職人になると4万円も決して高くないそうです。
このように賃金が高いうえに、残業を許さない環境で、塗装職人は
プールつきの豪邸を買える社会的地位があるのです。
下の写真は、そんな境遇のアステック社のペインターと会食をした
様子です。
環境がそうさせるのか、オーストラリアの塗装職人は話をしていても
明るく誇りを持って生活をしています。
【2008年 オーストラリア職人】
では、他の国はどうでしょうか?
2007年私はインドを訪問しました。貧しい釈迦の国も一部ではありますが
中国に次ぐ勢いで経済大国になろうとしています。
しかし、現実カースト制度の中、労働者、塗装職人の地位はかなり
低いことを感じます。設備の不備、危険な作業は青年、少年が
行っている状況でした。
世界遺産の多い国こそ遺産を守るための職人の待遇を良くしなければ
いけないと私は思います。

【2007年 インド職人】
次にアメリカはどうでしょうか?
資本主義大国世界の王者の風格は消えうせようとしているアメリカ。
合理化に伴い、どこが野暮で粗い文化は職人のプライドも生活のための
金稼ぎで終わっている兆しを感じました。
上司は部下を現場でぼろくそ罵倒しているところを私は目の辺りにしました。
日本の現状もいつのときもアメリカを真似ている資本主義国であります。
【2006年 アメリカ職人】
ちなみに日本の塗装職人の賃金ですが、1万8000円前後だと思います。
2万円もらえれば優遇という感じです。
オーストラリアの半分の値打ちです。
またこれは関東地区の相場であり、地方へ下れば下るほど賃金は低くなります。
これから建築業界も職人気質ではなくマルチ的感覚を持っていかなければ
ますます苦しい環境で仕事をする危機感を感じています。
レボリューション。 日本の若き建築職人よ・・・・・・・
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